昨年末、俳優・深水三章さんが、お亡くなりになられました。

 


深水さんとビーレッツは、ご縁があって、「エピローグに栞を」にはご出演を、滝本と永島は先日まで「思い出オンデマンド」でご一緒させていただき、大田も公演のお手伝いをしていました。

その時に、もっと深水さんの体調を気遣っていればと悔やまれてなりません。

 
驚きが、ゆっくりと喪失感に変わり、呆然と日々が過ぎ、劇団としても深水さんへの感謝の気持ちを記したいと思いつつ、今年に入ってもう10日も過ぎてしまいました。深水さん、ごめんなさい。 


深水さんは沢山のものを残してくださいました。 


いつもオシャレなシャツ着て、お気に入りのハット、そこにはブルースブラザーズの缶バッジ。ふらりと稽古場に現れ、誰よりも皆に気を使い、誰よりも熱心に稽古に取り組まれていました。ムードメーカーで冗談ばかり仰っていました。お茶目な方でした。共演の女性キャストには特に優しくて。

休憩中はタバコを一服。そこでは、若い頃の劇団時代の話や、今村昌平監督の話などの貴重な逸話を聞かせていただきました。

稽古後はお酒をご一緒させていただく事もありました。グラスを傾ける姿がきまっていてお酒が似合う、ダンディーな方でした。

芝居の本番前、出番直前まで、楽屋で、一人、静かな低い声で台詞を回している背中。その背中は沢山の事を、教えて、伝えて、語っていただきました。決して忘れません。本当にありがとうございました。
 
深水さんはいつも仰っていました、「楽しまないと」と。今はまだ、深水さんのいない日々をどうやって楽しめばいいか分かりませんが、それでも受け止めて、進んで行かなければと思っています。


心からご冥福をお祈りいたします。天国で見ていて下さいね。いつものハットを被りグラスを傾けながら。

 

 

2018.1.10  B.LET’S